第3回 歴史と自治体公衆衛生政策再建の糸口
中村 暁(京都社会保障推進協議会 医療部会)

4 日本における公衆衛生政策の歴史経緯 (1) 公衆衛生政策と国家権力  「集約化」の側面からのみ捉えると地域保健法は保健所数を減少させた稀代の悪法だったことになる。しかし地域保健法制定に至った経緯には何かしら国からみてそれを必要と考える国[…]

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第2回 日本の公衆衛生政策の概要と「京都市保健所」問題
中村 暁(京都社会保障推進協議会 医療部会)

3 日本における保健所を中心とした公衆衛生政策の概要 (1)感染症対策の中核として法定化された「生を衛る」行政機関としての保健所  公衆衛生に関する政策と一言でいっても、その対象範囲は広い。「衛生」とは「生を衛る」ことであり、病気であっても[…]

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あやべ志賀郷 彩時季 その2
多田 晃(今しぼり代表取締役)

私が移住してからの十数年間  私が移住してからの十数年間で、一番の大雪に見舞われて、今年は北国のような新年をむかえました。昨年末のクリスマスに第一陣の大雪があり、それ以降は、溶ける間も無く次の雪が降りました。一月の二十日を過ぎても、今年は雪[…]

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福島第一原発事故被害の子どもたちが開いた解決への道筋
―原発被害の苦しみの淵から這い出るために―
福島敦子(原発賠償京都訴訟 原告団共同代表・大飯原発差止京都訴訟 世話人)

子どもたちの健康被害  福島第一原子力発電所(以下福島第一原発と表記)の爆発事故が発災してから今年で11年が過ぎます。  私が現実になってほしくないと常に思っていたことに、子どもたちの健康被害があげられますが今年に入り、司法判断を求める段階[…]

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